弊社管理の樹木葬があります龍蔵寺さんのお掃除に行ってまいりました。
自然豊かな場所柄すぐに蜘蛛の巣が張ってしまうので、最低でも週に1回はお手入れに伺うようにしておりま
す。
大きな道路を外れ小道に入り、竹林を抜けてお寺の駐車場に向かいましたら、いつもは閑静な境内に数台車
が停まっており、その後も続々と車が入っていらっしゃいます。
ほうほう、今日はこれからご法要があるようです。
施主様らしい方とお話しされている首にタオルをかけたTシャツ姿の体格のいい男性は石屋さんでしょう。
そうすると四十九日のご法要とご納骨でしょうか。
ブロワーで樹木葬の上に散った桜の葉と枝を一掃しようと思っておりましたが、さすがに騒々しくなるので
それはまた次回、今日は大人しく拭き掃除メインで速やかにお手入れして去ることにいたします。
この時期に樹木葬の掃除に来て一番気になるところは、花立の中の水です。
暑さで供花の茎が腐り、中の水が強烈な臭いを放ちます。
絶望的に枯れ切っていなければできるだけ長くお花を飾っておいてあげたいので、お掃除の際は花の茎を洗
い、花立の水を新しく入れ替えます。
こちらの樹木葬、お花を供えられる場所は3箇所あるのですが、そのうち1箇所にはどなたかがお持ちになら
れた造花が供えられています。
造花をお供えすることに賛否はあるかと思いますが、頻繁にお参りに来られる方ばかりではない樹木葬とい
う特性と、すぐにお花が悪くなってしまうこの時期を考慮すると、造花はなかなか気の利いた供花の形態か
と思います。
あとの掃除はといいますと、上手に燃えずに残ってしまったお線香を処分し、やけに蜘蛛に気に入られいる
塔婆立を蜘蛛の巣から救い、グラウンドカバーのリュウノヒゲからぴょこぴょこ出ている雑草を引っこ抜
き、鳥のフン被害はないか目を光らせ、樹木葬全体を拭きあげれば完了です。
本当は周りの雑草の処理もしたかったのですが、そこまでしているとご法要のお邪魔になるかと思い断念い
たしました。
お盆も近くなりますので、来られた方が気持ちよくお参り出来ますよう、また来週もお掃除に参上いたしま
す。
午後の方がご法要されている確率は低くなるから午後に来ようか、でも午前中に比べると格段に暑さが増す
しやっぱり午前中にした方がいいか・・・この時期ならではの悩みです。