2025年7月5日今日、日本に壊滅的な被害がもたらされるとかなんとか・・・
漫画の中のフィクションの話らしいのですが、その影響は大きく、海外からの旅行客にも影響が出ていると
いいます。
そんな気持ちで外を眺めると、ここのところすっかり日差しが夏っぽくなってまぶしかったのに、今日は空
が暗くどんよりとして何だか雲行きが怪しく映ります。
なんでも大きい地震が来るそうです。
まさかそんなただのデマだろうと、いつも通り仕事に来ておりますが、トカラ列島ではここのところ地震が
頻発しているしなぁ、ない話じゃないのかなぁなんて、ちょっといぶかしむ思いが湧いてまいります。
とは言っても、「壊滅的な地震が来たら今晩放送の音楽番組に推しが出るけど見られないな」などと考えてるあたり、本心では全くもって信じていないのでしょう。

今日のことはさておき、何かが起こって大切な存在がいなくなるということはいつでもあり得ることです。
死別だけでなく離婚や離別など、大切な人を失ったときに自分に沸き起こる感情はいかほどのものなのか、
計り知れるものではありません。
自分一人では受け止めきれずに立ち直れなくなってしまうこともあるかもしれません。
そんな喪失の感情を“グリーフ”といい、それを支えサポートしてくれる「グリーフケア」という心理療法が
あります。
心理的・身体的・社会的・スピリチュアル、様々な側面からサポートを行い、悲嘆にくれる人々が健全な社会を構築するために力を貸してくれます。
もし自分だけでは抱えきれない状態に陥ってしまったら、このようなサポートを受けることを検討してみる
のも一つの手です。
死別の際に限りますが、法事や法要などの儀式の存在もグリーフケアとして役立ち、気持ちを整理して感情に区切りをつけるきっかけになるそうです。
他にもお墓参りや仏壇に手を合わせることも、大きな効果が期待できるのだそうです。
たしかに、ご納骨をもって気持ちがひと段落付いたというお客様のお話はよく耳にいたします。
お経を聴きながら手を合わせ、立ち上るお線香の香りに気持ちが落ち着いたご経験がある方も多いのではな
いでしょうか。
改めて、お墓や法要は故人のためよりも残された人たちに寄り添うためのものなのだなと感じます。
法要の簡略化や墓じまいの流れも感じる昨今ですが、やはり全くなくなってしまうのは私たちの心のバランスを崩すことになりかねないのではないかと懸念するところでございます。
今後時代の移り変わりによってどのようになっていくかはわかりませんが、今お墓やお仏壇がある方は、お参りできるこの時間を大切に味わっていただきたいなと思います。