6/27は国際パイナップルの日。
PC画面の左下にある検索ボックスにパイナップルの絵がありましたので、「お!パイナップルじゃん!」と
朝からテンションが上がりました。
2週間くらい前にテレビでパイナップルの効能を紹介されてから、なんとなく毎日食べるようになり、2日
前にとうとうカットされたものでなく丸のままのパイナップルを買って黄色くなるまで待っているところで
した。
「どれどれ・・・」と検索ボックスのパイナップルをクリックし、パイナップルの雑学を読んでいました
ら、「パイナップルは追熟しない」との記述が。
驚きのあまりのけぞりました。
私は今絶賛無駄なことをしている、ただただパイナップルが腐るのを待っているだけだった。
実際帰ってパイナップルのお尻を見ましたら、悪くなりかけの証のもやもやがくっついていました。
危なかったー!
南国の果物って追熟するものだと思い込んでいたのですが、ちゃんと調べなければいけませんでした。
ちなみに本県が誇るイチゴも追熟しないとご存じでしたか?
収穫してからも色だけは赤くなっていくので勘違いしやすいのですが、いくらおいておいても甘みが増すこ
とはありません。
時間が経つほど水分が抜けて食味も悪くなるだけですので、手に入れたらすぐにでも食べることをおすすめ
します。
お墓参りに関しましても勘違いしがちなことがございますのでいくつかご紹介したいと思います。
・「墓石を洗剤で洗う」
久しぶりにお墓のお掃除をなされるときに、気合を入れてキレイにしようと洗剤をご使用になられたことは
ありませんか?
汚れが浮いて早くキレイになるような気がいたしますが、石には細孔という小さな穴が空いているため、そ
こから内部に洗剤が染み込み、変色や劣化を引き起こす恐れがございます。
墓石専用の洗剤もありますが、基本的には柔らかい素材のものを使って水でお掃除していただくほうが安心
です。
水滴が残っておりましたら、乾拭きするのもお忘れにならないでください。
墓石に水分が付いたままですと空気中のごみや花粉などが付着しやすくなってしまいます。
そのまま乾くと汚れがこびりついて取れにくくなってしまいます。
・「お酒やジュースを墓石にかける」
墓石を清める意味であったり個人が好きだったからと、墓石に飲み物かけることはやめていただきたい行為
のひとつです。
ドラマや映画でもこういうシーンがあったりするので、無意識にやってしまう方もいらっしゃるかもしれま
せん。
こちらも先述と同じように墓石内に染み込み、シミや変色を起こす原因になります。
また糖分を含んでおりますので、カビが生えたり、虫が寄ってきて墓石に巣を作ってしまうなんてこともご
ざいますので十分ご注意なさって下さい。
ちなみにただの水でしたらかけていただいて構いません。
墓石の上から水をかけることに抵抗を覚える方もいらっしゃいますが、宗教的に問題があることは
ございませんのでこちらは好き好きで構いません。
頭から水を浴びせるようで嫌だわという方もいれば、暑いから水をかけてあげたいわという方もいらっしゃ
ますので、それはご自身の気持ちに沿っていただければ大丈夫です。
・「トゲ、毒、花粉、匂いの強い等の花を供える」
お供えしてはいけない花は、決まりとしてはございません。
ただマナーや心情として避けるべき花はあります。
トゲや毒のある花は故人に供えるにふさわしくないという理由の他に、実際に供える際に危険を伴うので避
けられます。
花粉の多い花は、花粉が墓石に付着すると取れなくなったり変色したりするので避けた方が無難です。
風で飛んでしまったら他の方の墓石にも迷惑がかかることになりかねません。
匂いの強い花がダメなのは、お線香の香りを妨げたり、場の静けさを乱すといった理由があげられます。
他にもタブーとされている花は色々ありますが、基本的には故人の好きだった花や季節の花をお供えすると
いう考えで大丈夫です。
もしバラを供えたかったらトゲを除く、ユリの花だったら花粉を事前に拭っておくなど、皆さんが不快に思
わないような工夫を凝らしていただくというのも一つの手です。
・「お供え物をそのままおいてくる」
今はお供えの食べ物等は持ち帰って下さいというお寺や霊園さんがほとんどだと思います。
おいしいものを置いておくとカラスやタヌキなどに荒らされてしまいます。
ここにご飯があると認識されると、もしかしたらクマのような危険な動物を呼び寄せてしまうかもしれませ
ん。
あとは食べ物が腐敗してしまって墓石を汚すことにもつながります。
せっかくご先祖様に喜んでもらうためにお供えしたのに、逆に汚すことになっては元も子もありません。
少しの時間しか供えないなんて寂しいと思われましたら、お家に帰ってお仏壇にお供えすると良いのではな
いでしょうか。
他にも迷信のようなものも含めるといろいろ勘違いしやすいことはあるかと思いますが、周囲に迷惑がかか
らないように、そしてご自身のご先祖様に対する感謝の気持ちを大切にしてお墓をお参りをなされば、それ
が一番かと思います。