万が一の際、自分の意思に沿った医療・ケアが受けられるように事前に話し合う「人生会議(アドバンス・
ケア・プランニング)」について、先日の下野新聞で紹介されていました。
病気や事故で自らの意思が伝えられなくなったとき、どのような医療をしてほしいかしてほしくないか、人
生の最終段階をどのように過ごしたいか等、自分の望む選択を取ってもらえるように、前もって家族などの
身近な人々と思いを共有しておくための話し合いの場を持ちましょうということです。
もし病気になったら・・・などとういう話は出来たら考えたくないですし、なかなか話題にしがたいもので
すが、「“人生会議”という考え方があるんだ」と知ると、今度みんなで集まる機会があるからちょっと話の
種にでもしてみようかなという気になります。
他でもない自分自身のことですから、いざというときにはどうしてほしいのか、周りの人のためにも責任を
もって明確にしておく必要はあるなと考えさせられました。

病気の話もそうですが、お墓の話も嫌厭される話題の代表格のひとつかもしれません。
後々お墓を建てることを検討していても、まだみんな元気だしお墓の話をするのもおかしいかなと、それこ
そ「いざというときになってからでいいか」と後回しにされている方も多いかもしれません。
しかし、皆さん元気なうちのほうが案外話題にしやすいものです。
誰かが病気に伏せられてから、「あ、お墓どうする?」とは気軽に口に出しづらいのではないでしょうか。
もちろん亡くなられてから1周忌に向けてゆっくりご検討されるのも選択肢のひとつですが、皆さん元気な
うちにいろいろ意見を出し合ってみんなが納得できるお墓を用意しておくというのも素敵なことだなと思い
ます。
生前にお墓を建てると不吉だという考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、生前墓はどちらかというと
おめでたい話で、長寿や子孫繁栄につながる縁起がいいこととされています。
西の杜霊苑さんにもたくさん生前に建てられたお墓がございます。
お墓どうしようかなと少しでも悩まれていましたら、ぜひお気軽にご相談にいらしてください。