秋のお彼岸も終わり、さすがに朝晩は少し冷え込むようになりました。
日光にある弊社が管理しております龍蔵寺さんの樹木葬のシンボルツリーである桜の木ですが、このくらい
の時期になりますと枯れた葉っぱがとめどなく落ちてまいりまして、一週間もすれば樹木葬の上は枯葉で覆
われてしまいます。
今日も清掃に行きましたら、お彼岸前に落ち葉を一掃したのが夢であったかのような惨憺たる様相を呈して
おりました。
ひと先ず香皿に溜まったお線香の灰のお掃除からと、4か所設置してございます香炉に目を向けましたら、な
んとなんと罰当たりな!!!タバコの吸い殻が2か所の香皿に捨てられているではありませんか!
まぁー!なんてことよ!!
お彼岸で他の参拝者様もたくさんいらっしゃるっていうのに!
「全くもう~!ブツブツ・・・」と悪態をつきながら灰と一緒に吸い殻も撤去しながら、ふと、「もしかし
たら故人様がタバコを嗜んでいらっしゃったのかも・・・」という考えが浮かびました。
たしかに墓前にタバコをお供えする方や、墓石のデザインに取り入れる方もいらっしゃいます。
吸い殻を捨てたのではなく、故人様にお供えしたおつもりであったのかもしれない。
そうかー、そうであったのなら・・・
ダメです!!そうであってもダメです!
絶対におやめください。
常識的に!倫理的に!人道的に!
こういうことをする人がいるから喫煙者はますます肩身が狭くなっていくという道理に気付いて
ほしいものです。
ちょっと文句が止まりませんが、とにかくタバコも落ち葉もきれいに掃除してまいりました。
本当は毎日管理に来られたらいいのですが・・・
いつから吸い殻があったのかはわかりませんが、もっとこまめに掃除に来られない自分も戒めら
れるべきであると反省いたしております。
今回不快な思いの中お墓参りをすることになってしまったお客様にはお詫びのしようもございま
せん。
樹木葬の風紀が保たれるよう可能な限り力を尽くして管理してまいる所存ですので、なにとぞ今
後ともよろしくお願いいたします。